英国にてスキルアップ・ワークショップに参加して、新たな技も学んできた。
そう、いまだ木登りに対する情熱は冷めることはない。
でもなかなか実践できないのがもっぱらの悩みなんだよねぇ。
しかし仮に登る場所が見つかったとしても、最近の暑さはどうですか?
木登りは真夏には避けるべきだと思われる。
暑さによる危険はかなりのもの。
脱水や熱中症などの危険を大いにはらんでいる。
キューガーデンでも、昨年夏の滞在中に暑さを理由に木に登らない日もあったくらい。
加えて、色んな「虫」たちが活動を始めたでしょ。
厄介な毛虫もいるだろうし、なんといっても危険なのがスズメバチなどのハチの類。
地上数十メートルの木の上でそんな奴らと「ハチ合わせ」になっても逃げ場がないのでとても危険。
下手すればパニクッて落下なんてこともありうる。
なので木登りのベストシーズンは間違いなく冬だと思う。
落葉樹は葉を落として枝ぶりも分かりやすいし、虫たちも活動自粛している季節。
でも木登りに関する好奇心は年中無休なんだよね。
直接木登りに関係なくても、「登る人」を見ると、どんな装備を使っているのか、どんなテクニックで登っているのか、なんてとても気になる。
この前見かけたのは電信柱に登って作業する人。
電信柱の足掛けに足を乗せて、あとは胴綱(ランヤード)で自らを確保している。
その昔、昭和のころは電信柱は丸太でできていたので、本当に木登りと似たところが多かった。
spursと呼ばれるスパイクを履いて、木でできた電信柱をグサグサッと刺して登っていた。
それはまさに現在の木登りテクニックのひとつであるのだけど。
平成入社の東京電力社員にそんなことを言っても、まったく理解されないだろうなぁ。
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