アスファルトの割れ目に何やらグリーンが。
どうやらスミレがこぼれ種で増えたらしい。
・・・スミレはこぼれ種ではなくて、実はある者が種を運んでいるのだ。
ある者とは、「アリ」であります。
スミレの種の周りにはアリの好きな物質(エライオソーム)が付いていて、これを目当てにアリは巣のあるほうへせっせと運ぶ。
巣の近くでエライオソームだけを取り出して、要らなくなった種をその場に捨てる。
するとスミレは元あった場所からアリの巣の近くまで旅をしたことになる。
これがスミレの種子散布作戦なのだ。
ということで、ちょっと唐突な感じの場所にスミレが育っていた。
白い石でその周りを囲んでいた。
これは人間がやったものだろう。
恐らく、ここに小さい植物があるので踏まないでね、というサインなのだろう。
こういう気遣いはステキだね。
何よりも「愛」がある。
世の中こういう人ばかりだったら平和なのにね。
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