一旦区切りをつけた「登る人」シリーズ。
確かに今日もビルの窓掃除の人がハーネスをつけてぶら下がっているのを見たが、もうキリがないのでいいかなと思う。
でも先日見かけた「登る人」はちょっと違っていた。
まったく異なる価値観。
まさに規格外の登る人だった。
ビルの看板の張り紙を張り替える職人さんなんだろう。
でも見てください。
ご覧のように「縄ばしご」イッチョで、命綱もつけずにぶら下がっていたんだから。
ビルの高さは3階くらいだったけど、それでも落ちたら命にかかわるだろう。
もうちょっとヒヤヒヤしながらしばし作業を見守ったのだけど、オジサンはまったく意に介さず。
淡々と、そしてユラユラとしながらビリビリと看板の張り紙をはがしていた。
写真、写真、と思ったんだけど、こういうときに限ってカメラを持ってきていなかった。
しょうがないので、とりあえず携帯のカメラで撮ってみた。
なのでなんとなくボンヤリした写真になっている。
それがかえってリアリティを増したりして。
とにかく申し上げたいことは、やはり命あっての物種でしょ、やっぱり命綱をつけるなり、安全に配慮した仕事をお願いしたいものであります。
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