週末は荒れるという予報を鵜呑みにして、予定をキャンセルしたりして備えた。
何かに備えて、それが杞憂におわる程度がちょうどいい。
結果的には外出を控えるほどまでではなかったみたいだけど、でも風の強さはかなりのものだった。
前夜の雨と強風で大気中のチリやホコリが飛んでいってしまったのだろうか、空がやけに澄んでいた。
澄んだ空に多くの雲がかかっていて、それがかなりの勢いで流されていく。
雲がやってきては、消えていく。
そんな様子をぼんやりとしばらく見ていたけど飽きることがなかった。
特に夕方になってくるとその美しさは増していき、薄暮に都会のビルディングが切り絵のように浮き上がっていた。
はるか西の彼方には霊峰富士もちょっこりと見える(黄色矢印の先ね)。
と、まぁ荒れながらも不思議な天気の一日だった。
サクラはもちろんとっくに散ってしまって、葉桜と化しているが、それでも当初予定された「桜祭り」を日程どおりに開催しているのを見かけた。
桜祭りといったって、肝心のサクラはないし、単に提灯が川沿いに連なっているだけ。
出店もなく、静かなもんである。
さすがに「花見客」はいないのだろうと思ってしばらく川沿いにあるいていたらば、それでも数組シートを敷いて酒宴を開いていた。
なかなか見あげた花見魂である。
で、明日はまた気温がちょっと低めなんだそうで、まさに三寒四温を地でいってんなぁ。
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