ポカポカ陽気の春はいったい何処へいってしまったのだろうか。
今日も冷たい雨が降っている。
強い風とともに。
朝起きて、頭が痛いと感じる人も多いと思う。
これは気圧の変化によって、自律神経に変調をきたすからだと主治医の先生から聞いたことがある。
僕はそれほどデリケートな人間ではないながらも、こう気温の差が激しく、ころころと天気が変わる日が続くと付いていくのが結構大変だと感じる。
植物たちも恐らくそうだろうなぁ。
サクラが記録的な早さで咲いて、気温の高い日が続いたと思ったら、冬に逆戻りだものねぇ。
どう反応していいか困惑してしまうのも無理はない。
さて都会の植物について、今日はちょっと書いてみよう。
都会は、コンクリートジャングルなんていう表現があったりして、奇しくも「ジャングル」とあたかも樹木が密生しているような印象を与える表現が用いられているのはなんとも皮肉だ。
ジャングルはジャングルでもコンクリートだからね。
でも植物たちは、そんなコンクリートたちと、ときに争いながら、ときに身を寄せ合いながら都会の中で一生懸命に生きている。
根元をコンクリートやアスファルトで固められても、めげずに頑張っている。
そんな都会という環境で、植物たちのつくりだす独特の風景というのは興味深いなぁと散歩なんかしていると思うことが多い。
例えば今日の写真。
赤のハナミズキが目を引くけど、電線の間をかいくぐるように枝を張っているのが分かる。
さらに近隣の建物に囲まれ、往来には車や人が行きかう。
決して植物たちにとって理想的な環境とは言い難いけども、彼らは健気に生き抜いている。
そんなコンクリートジャングルと植物の織り成す都会独特の光景というのも、また味わいがあるものであります。
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