コンクリートジャングルなんて書いたのは一昨日だったか。
都会のド真ん中でも、電線をかいくぐるようにして枝葉を張って花を咲かせているよ、というような話。
今日も都会で健気に、そして精一杯生きているキリを見つけた。
ボンヤリと歩いていては気付かない。
天気が良かったので何気なく上を見上げていたらば薄紫色の花が満開なのに気付いたのだ。
色的にはライラックかなというカンジだったが、こんなに大きなライラックはないでしょ。
するとキリしかあるまい、という思考を踏む。
周辺の2階建ての家屋の間からニョキっと顔を出して花を咲かせているのだ。
この写真で薄紫色の花が咲いているのが分かるかな?
民家と民家との薄暗いところに根を張って、空にむかって幹が延びる。
途中から枝を張ることはなくて、2階建の家屋の屋根を超えたあたりでようやく枝を張っているのだ。
こうやってみると、植物たちがいかに光を欲しているかが知れる。
これもコンクリートジャングルを健気に生き抜く植物の姿のひとつだろう。
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