快晴。
気持ちの良い一日だった。
昼過ぎまで表参道で仕事があって、帰り道を明治神宮方面に歩いた。
そうそう、ずっと気になっていたビルがあったんだ。
ちょうど良いのでチラリと寄ってみた。
それは東急プラザといって表参道と明治通りが交差した角に新しく建ったビル。
外観からしてミラーでキラキラしていて、とても目立つ。
外観通り、立地通り、入っているお店はどうも僕とは異なるジェネレーションをターゲットにしているようだ。
そんなことは気にせず最上階を目指す。
交差点で信号待ちしているあいだシゲシゲと眺めているとビルの上の方にモサモサと植物の気配があるのを感じていたので、何があるんだ?どうなっているんだ?と気になっていたわけである。
行ってみるとかなり広い屋上庭園が広がっていた。
その名を 「おもはらの森」 というらしい。
表参道と原宿からとった名前だと推察される。
森ってだけあって、かなり大きな木が入っている。
シラカシ、ケヤキなど。
株立ちの大きなケヤキは何トンあるんだろうか?
こういう大きな木を屋上に植えるとは、まさに最先端技術が駆使されているに違いない。
根の処理はどうなっているのか、用土はどうなっているのか、灌水は、排水は・・・?
とにかくスゴイ技術だと思う。
天気が良いこともあって、多くの人がコーヒーなど飲みながらくつろいでいた。
良いよね、都会のオアシスみたいで。
デザインにも目を向けてみよう。
階段を設けるなどして高低差を作り出している。
階段に腰かけることも出来るだろし、全体に単調な感じはしないようになっている。
そして六角形を基本パターンとした軽量パネルを組み合わせて全体を構成している。
六角形というあたりはちょっとベタな感じがしないでもないけど、ご覧のように斜め方向から射す冬の太陽が作り出す階段の影がなかなか良い雰囲気を醸している。
階段だってこのとおり、六角形をキープ。
ビルのほぼ屋上だけあって景色だって悪くない。
ラフォーレ越しに新宿が見えるし、代々木体育館越しに国営放送局も見える。
真冬とはいえ、陽だまりにいるとそこそこ暖かい。
ベンチに腰掛ける人、あるいは寝そべる人。
なかなか良い雰囲気だった。
スタバもあったりして、ちょっと休憩してリフレッシュするには良い場所だと思った。
だたし、今日のように天気が良くて人が少なければね。
一度出掛けてみる価値はあると思う。
最新の屋上緑化を見ることができるはずだ。
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