7月に突入し、梅雨明けを待って本格的な夏の到来となる。
夏の花はいろいろあるけど、このタチアオイも夏の花の代表であろう。
ニョキっと垂直方向に2メートルを超えて伸び上がる。
そこに、白、ピンク、赤などの花をつけるので、かなり目立つ。
タチアオイのある風景、それは線路沿いのちょっと荒れた場所だったり、わらぶき屋根の古民家の庭だったり、ちょっとノスタルジック雰囲気の漂う場所に馴染むように思う。
まるっきり和風かといえば、ヨーロッパで見る気の利いた庭にもこのタチアオイはホリーホック(Hollyhock)としてよく登場する。
どこでも似合う、マルチな植物のように思える。
花ビラは5枚。
写真で分かるように、かなり薄くて、光にかざすとちょっと透けて見える。
花粉をたたえた雄しべがニョキっと突出していている。
なんとなくハイビスカスっぽい、と思われた方はスルドイ。
これはハイビスカスと同じアオイ科に属する。
今度改めて書こうと思っているけど、最近よく見かけるようになった「ムクゲ」も同じ仲間だ。
以前御紹介した懇意にさせていただいている自転車屋さんの あしびな のホームページでも今月の花としてコラボさせていただいているので、、そちらのほうも是非ご覧いただきたい。別アングルで撮ったタチアオイを載せていただいた。
この自転車屋さんのページはメンテナンスのことなど、写真付きの解説で分かりやすく取り上げてあって自転車好きな人は必見でございます。
4 件のコメント:
色といい、立ち姿といい、夏の花というかんじですね。ジジイさんの言うとおり、雑多なところでよく見かけるので、温室で細説にされなくてもしっかり育つ、雑草魂の宿った生命力豊かな植物という印象です。
季節の花を紹介してくれるので、本当に楽しみです。
まさに、千葉の線路の高架下にたくさん咲いていてきれいだなーと思っていました。
そして、この間オランダ行ったら、オランダにもたくさん咲いてました!
オランダではうすいピンクのが多かったかな。あおい、ってこの花だったんですか。
また勉強になってしまった(^^)
ホーリーホックといえば水戸です。J2で弱すぎのチーム。地元としてはもっとがんばってほしい。年間予算はダントツで下から1番なんですけどね。
えっ、ホリーホックってチーム名なんですか? もっと粘れという意味を込めてナットーズとかはどうだったんでしょうか・・・。
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