2008年7月28日月曜日

肥料
   
  
昨日のニンニクのラベルの表示をみて化成肥料を使っていることが分かった。
そこでもうちょっと化成肥料について考えてみようと思う。
  
植物が育つのに必要な3大栄養素といわれているものがある。
  
それは窒素(N)リン酸(P)カリウム(K)の3つで、いわば植物必要三兄弟といったところか。
脂肪、糖分、塩分の余分三兄弟とは訳が違う。
  
窒素は茎や葉の成長を促して、みずみずしく健康な植物を育てる。
リン酸は花を咲かせ、実をつかせる。
カリウムは根が育つため、そして暑さや寒さそして病気などに対して強くなる。
  
では、この3大栄養素をあげておけば大丈夫なのか?
  
答えはである。
土の中にはこの3要素以外にもミネラル微生物に溢れている。
あるいは落ち葉や死んだ昆虫が腐ったりして土をさらに豊かなものにしている。
  
これがいわゆるオーガニック野菜とそうでない野菜の味に違いとなって表れるのだとおもう。
いわゆる自然の隠し味というもので、それは化学肥料では補っても補えない何かがあるものなのだ。
  
化学肥料は即効性はあるかもしれない。
でも、それは雨などですぐに流れ出してしまう。
人間もビタミン剤や栄養ドリンクに頼って、しっかりとした自然の恵みを口にしなければ、どんどんオカシイことになっていくのではないだろうか。
  
自分で農薬や化学肥料を使わないで育てたトマトと、スーパーで安売りしているトマトを食べ比べてみて欲しい。絶対に味が違うから。
ビックリするぞ。
  

  

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