2008年7月13日日曜日

クチナシ Gardenia jasminoides
   
  
前クチナシについて書いたのは2月12日だった。
  
そのときはちょっと変わったカタチの実についてとりあげた。
  
それから半年経って、花の御紹介と相成った。
   
早春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイなど、強力に自己主張するニオイを持った花があるが、このクチナシもそのひとつかもしれない。
   
甘~いニオイがあたりに漂う。
学名の jasminoides からもわかるように、ジャスミンのような香りだ。
   
花はもっとスッキリしたものもあるのだけど、これは八重なのだろう。
なんとなくティッシュをクシャクシャに丸めたような格好だ。
   
ニオイとは裏腹にカタチ的にはそれほどエキサイティングなものではない。
特にしおれた白い花が色を薄茶色に変えて、枝に引っかっかっている様子には無常を感じてしまう。
  

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