危ない! リュウゼツラン
5月14日に紹介した、テキーラの原料となるリュウゼツラン。
それぞれの葉の先に鋭いトゲがある。
これは本当に鋭くて、硬くて、チョイと目でも突こうものならエラいことになる。
海外の植物園では、まず柵の中にいれてあって直接触れない場所に展示してあるか、柵が無い場合はその先端のトゲを大きな爪切りのようなもので切り落としてしまっている、というのを見たことがある。
で、今日の写真と相成る。
歩道脇の植え込みに、ご覧のように立派なリュウゼツランが育っていた。
良く見るとそれぞれの葉っぱの先にオレンジ色のネットがかぶせてある。
これは、誤ってトゲで怪我をしないようにしてあるのだろう。
しかし、なんでこんな往来に危なっかしいものを植えたのだろう。
植える人の責任というのが、今後は議論になるかもしれない。
例えば、これによって大怪我をした人から過失傷害で損害賠償請求を受けるとか。
危ない植物って結構あるものだ。
危ない植物とはちょとニュアンスが違うけど、大麻草など違法なものに関しては植える人の責任が問われて新聞沙汰になったりする。
新聞沙汰で思い出したけど、最近のニュースで日本人観光客がイタリアの世界遺産に落書きをしてきたといって大騒ぎになったことがあった。
このリュウゼツランも落書き被害を受ける植物のベスト10に入ると思われる。
この緑色の硬い葉の表面を削って落書きがしてあったのを何度か見たことがある。
それらは日本語ではなく、イタリア語やスペイン語であったように見えた。
行った先に自分を足跡を残すという行為は万国共通なのかもしれない。
モチロン、花咲ジジイはそれを肯定するものではない。
世界遺産のような貴重な文化財に落書きするのも相当な罪だが、リュウゼツランのような生き物に落書きするのもかなり罪深い。
2 件のコメント:
植物への落書きと言えば、京都の竹林で竹に傷をつけて落書きをするのが最近問題になった。新聞記事を読んで、ブログでこのリュウゼツランのことを書くときに触れようと思っていたのに、スッカリ忘れてしまった。
忘れ物が多い。
年齢だろうか・・・。
リュウゼツラン様がなんだかセクシーな赤の網タイツ?!と思ったら、トゲよけだったんですね。。。でもせっかくの豪快なお姿が台無しです。どこかに移植できないのでしょうか??
植物や動物に落書きする人って信じられません。世界遺産や建築物にもですけど、そんなところで自己表現しなくても。。と思う。
自分の生きた記録をそんなところに残すのではなく、もっと人のためになることをして、人の記憶に残る人間になりなさい。
は!新庄みたいだ!!
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