ネジバナ Spiranthes sinensis
とある学校の敷地内の雑草が生えた2×2メートルほどのスペースを見ていたら、何やらピンク色をした小さな花を発見した。
腰を落として、間近にみるとその小さな花は、茎に対してキレイな螺旋を描いている。
更によく見ると、花は小さいながらも、ランのカタチをしていた。
「こんな場所にランが・・・?」
と、それはありえないだろうという気持ちと、でもシッカリとランのカタチをしているという事実に、ちょっと興奮してシャッターを切った。
ランに魅せられた友人がいて、彼が世界のあちこちにわざわざ出掛けて珍しいランを見てきた土産話を聞かされたり、実際に2回ほど一緒に旅行して、そのランに対する情熱に圧倒されて以来、ランはちょっと特別な花だと認識するようになった。
家に帰って調べてみると、それは ネジバナ と言われたり ネジレバナ、ネジリバナ、ネジリソウ などと呼ばれている ラン科 の植物だった。
「やはりラン科か」とちょっとほくそ笑んだ。
雑草が繁る植え込みに生えているわけで、そんなに珍しくないのかもしれないけど、かなりアドレナリンが出た。
こういう雑草がいっぱいの空き地などをみると、ついつい足を止めてしまう。
この写真を撮るのに、またしても匍匐前進のようなスタイルをとったのだが、学校の敷地内であっただけに、脇を通り行く学生たちにかなり怪しい奴と思われてしまったやうである。
1 件のコメント:
学校で写真とっているとつかまります。気おつけてくださいね。
コメントを投稿