イヤイヤ本格的な夏に突入の兆しですね。
外で体を動かして労働していると、滝のように汗がでてきて、その量に自分でもビックリする。
でも 汗をかくのって気持ち良い と思って楽しんでやっている。今のところは・・・。
というのはこれ以上暑くなって気温が35度を超えたような日に炎天下で働いていると、本当に生命の危機を感じる。
水筒を持っていって、こまめに水分補給である。
さて、今日の花はアベリアである。
いまの時期に釣鐘のようなカタチをした白やピンクの小さい花が咲いて、ミツバチやチョウが蜜を集めているのを見かけると思う。
これから11月くらいまで、長い花期で楽しませてくれる。
ただ、伸びるのも早くてまっすぐな枝がピョ―ンと伸びてすぐにボサボサになってしまう。
皇居周りにもこれが結構植わっていて、最低でも年2回はバリカンで刈り込んでいる。
植木屋的に言うと、何でも切ったらば切った枝がその木のどこかに引っかかっているのは、「仕上げが雑」ということでマズイ。
そこで、そういった引っかかった枝を手で取るのだけど、このアベリアは本当によく引っかかる木で、仕上げのたびにゲッソリする。
ちょっと話題を変えてみよう。
僕が受験生だったころ、「試験にでる英単語」という本がベストセラーだった。
猫も杓子もこの でる単を持って「よーし、この本を全て記憶する!!」などとこぶしを固めたものである。
「では、第1ページから。なになに、最初は abandon = 諦める ね。 よしよし楽勝。次っ・・・・」
なんてやっていつも数ページでくじけた。
「では気をとりなおして再び第1ページから。おっーと最初はお馴染み abandon です・・・・」
てな調子でボキャブラリーは一向に増えなかったけど、結局この本のおかげで abandon だけは頭に染み付いた。
この話とアベリアがどのように関係があるのか?
それは、世の中に英語もしくはラテン語で書かれた植物辞典/図鑑が沢山あるけど、そのほとんどがアベリアで始まっているはずだ という点。
それはスペルを見ていただければ分かると思う。
手元にある encyclopedia of garden plants という本もアベリアから始まっている。
因みにこの植物辞典は厚さが6.5センチあって、重さも数キロあって、日本に持って帰ってくるのをかなりためらったシロモノだ。
一応「植物辞典/図鑑の定番」のような評判があって買った。定価は55ポンドだったのでおよそ13000円ほどか。でもこれを安売りショップを何件も見て回り20ポンドくらいで買ったように記憶している。
日本では18000円くらいで売られている模様だ。
買っておいてなんだけど、植物辞典/図鑑を買うならこれは避けたほうがいい。
高いからではない。重いからでもない。
写真がメインなのだ。
写真じゃダメなのか?
それは個人の好みもあるかもしれないけど、植物辞典/図鑑は写真ではなくて 絵 で描いたもののほうが植物そのものの特徴をキチンと捉えていて、分かりやすいと僕は信じる。
日本の植物学の父といわれる牧野富太郎博士の 日本植物図鑑 などのようにイラストの方が間違いがない。これホント。
3 件のコメント:
魚も手で書いたもののほうがいい図鑑だったりします。観察の時間のときに絵を書いたのを思い出します。細胞のあるもの?は線ではなく点で書け..スケッチすべて点で書いた覚えありますが間違いかな?
こんばんは
何日か前のアガパンサスの名前、女子大生のげんちゃんが、ちょうど知りたい!と思っていたところ、アップされているのをみつけました。
女子大生のげんちゃんが、「ありがとう」とのことです。知りたいことがわかるブログ。さすがだね!
げんちゃんというお名前と、女子大生というのがなんとなく繋がらない、と言うか、げんちゃんって女子大生っぽくない響きだなぁ・・・なんてチョッと失礼ですね。でも見てくれて有難うございます。これからもお役に立てるブログを目指して参ります。
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