ビスケットが ひとつ
ポケットを たたくと
ビスケットは ふたつ・・・・
そんな歌を子供のころ一生懸命歌った気がする。
植物も不思議なもので、タネをまいて育てるだけが植物を増やす方法ではない。
挿し木、接ぎ木、取り木などがその代表例だけど、この「株分け」もその方法のひとつ。
大きく育った株を適当なサイズで堀りあげて、それを割っていく。
2分の1にすれば株は二つ。
さらにそれらを半分づつにすれば株は四つ。
そういうことを繰り返していけば、上の歌詞のごとくあれよあれよと株が増えていく。
株分けは単に株の数を増やせるというメリットだけではなく、大きくなりすぎて幅り過ぎていたり、株のなかで込み入りすぎて成長障害をきたしているようなときに効果がある。
分けていって株のサイズが小さくなっても心配は無用。
数年のうちに元の株と遜色のない大きさに育つから。
元手はかからず、既存の株を分けるだけなので、お財布にも優しい園芸テクであります。
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