暮れ。
忘年会ってことでとある天ぷら屋さんに行った。
旬のものをカラリと揚げてくれる。
食感はカラッとした香ばしさながら、サクサクと軽い食感。
ついつい食べ過ぎちゃう。
筍が美味しかったなぁ。
店内に掲げられた御品書にはみつば、アスパラ、生椎、茄子、銀杏、はす、丸十、ぺこ玉、しし唐・・・と植物名が並ぶ。
この御品書はディスプレイ的な意味があって、親方の手元の食材を正確に反映しているわけではないと思われる。
その時の旬のものが選ばれて揚げられていく。
こういうところで食べると日本人で良かったなぁとつくづく思う。
親方がせっせと揚げようと準備していたのは、なんとフキノトウ。
さすがにまだ早いのではないかと思ったけど、最近はハウスもので手に入るらしい。
これは真の意味での旬ではないけど、グッと冷え込むようになって気分も沈みがちなので、春を感じさせる食材を口に運ぶことでちょっと気分が上がる気がした。
実際、食べてみたフキノトウは苦味があってちゃんとしたフキノトウだった。
春遠からじ、かな。
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