美味しいものを食べると思わずニヤけてしまうこと、あるよね。
天ぷらを食べにいったときに頂いたマグロ。
美味しかった~。
生きてて良かった。
しかし、ここで落ち着いて皿を見てみよう。
もちろんマグロ。
そしてダイコン、大葉、穂ジソ、わさび、芽じそ(紫芽:むらめ)。
大葉はシソの葉、穂ジソはシソの茎と実、芽じそはシソの幼葉。
刺身業界はシソにかなり頼っているといえるだろう。
シソ独特の香りが、刺身の生臭さを相殺してくれるのだろう。
穂ジソに至ってはその独特の食感も刺身を頂戴するときには欠かせないものだ。
そして食べる前に穂ジソをつまんでジッと見てみる。
シソ科だけに、実も対生についているし、実のついた茎はカクカクしてしている。
これすなわち、シソ科の茎の断面は四角だということ。
さらに良く見れば、実には毛が密生している。
毛があるというのもシソ科の特徴。
そしてこの香り。
ラベンダー、ローズマリー然り、シソ科の植物は独特な香りを放つものが多いのだ。
・・・ということで、天ぷら屋さんにてひととおり植物観察を済ませた後に、「いただきま~す」。
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