3月もそろそろ終わりに近づいた。
日に日に日が長くなるし、気温も徐々に高くなってくる。
近所を流れる川の川面にはサクラの花びらがビッシリとなって、まるでピンクの絨緞のようだった。
人々の服装も、素材、色などもどこか春めいてきた。
今朝の新聞折込広告ではユニクロが、リネンシャツを大きく取り上げていた。
ついこの前まで、ヒートテックだ、ダウンだ、といっていたばかりなのに。
というわけで季節は着実に、そして急速に前進しているようだ。
一方、やはり気になるのは英国で、ロンドンでは今は雪こそ降っていないが気温は相変わらず2~3度と上がらないらしい。
植物たちの生育もかなり遅れているようだ。
5月のチェルシーフラワーショウに合わせて開花調節をしている場合は、これは大問題だと想像できる。
ショウまで2ヶ月を切ったので、ガーデンデザイナーたちは代わりの植物をどうやって調達するか今大慌てしていることだろう。
異常気象、あるいはこの気象の変化とフラワーショウというのも深い関係がある。
このへんのホットな話題も今後リサーチして、ご紹介していきたいと思う。
さてもっと身近な春の話。
冬の間、枝ばかりの落葉樹がどんどん芽吹いている。
その様子は一日で大きく変わっていくようだ。
芽吹いたばかりの新緑というのは、いわば赤ちゃんのようなもので夏ごろに見かける生長しきった葉とは様子がことなる。
色が、赤味がかっていたり、薄かったりするし、触ってみればとても柔らかい。
芽吹いたばかりの様子、そしてそれが育っていく様子なんてのも気に留めておくだけで面白いはずだ。
例えば上のケヤキの写真は3月28日に撮影したもの。
そして下のケヤキの写真は3月22日ということで、わずか一週間も経たない間に着実に生長していることが分かる。
新緑の季節。
楽しみだね。
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