クリスマス、年末というわけでもないが、植物とあまり関係のない話を続けてしまった。
さて、先日散歩をして見かけた赤い実についてご紹介した。
マンリョウ、センリョウ、セイヨウヒイラギ、ナンテンなど、この時期定番のものばかりだった。
その後、「ピラカンサもありますよ」というコメントを頂戴したりして、改めて赤い実が多いことを感じた次第。
その後、もっと他に赤い実はないものかと思って散歩を続行していたらば、見つけました。
これはちょっと珍しいかも。
茶色の実が3つに裂けて、中から赤い実が飛び出ている。
つやつやとした肉厚な葉っぱ。
そう、これはトベラ Pittosporum tobira であります。
トベラ科というマイナーなファミリーに属しているが、種小名tobiraは、トベラと何かしらの因果関係があるとプンプン匂う。
関係ないとは言わせないゾといったところだろうか。
このトベラの赤い実は、小さくてなかなか地味であるが、ちょっとみずみずしい感じが鳥たちに猛烈にアピールするんだと思う。
この地味な赤い実をシリーズとしてもうちょっと充実させていきたいと思います。
吹く風は冷たいが、それなりの愉しみはあるゾ。
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