2012年12月22日土曜日

ドクダミ越冬


昨日が冬至だったんだねぇ。

一年で一番日が短い日。

そして今日からは日一日と日が伸びていくことになる。

寒さ本番をようやく迎えて、これからまだまだ厳しい季節となるが、一年を折り返して着実に春へと向かっている。

今日は東京でも冷たい雨が降った。

ザンザン降りというわけでもなかったけど、太陽光線も弱々しく底冷えのする一日だった。

近所を歩いていたらば、すっかり茶色に変色して枯れ込んだドクダミを見つけた。

もはや生気はなく、パリパリ、カリカリといった感じだった。

さすがのドクダミも枯れたか・・・

そうといえばそうだが、実は枯れているのは目に見える地上部だけの話で、根はシッカリと土のなかで元気に生きている。

白くて太い根っこがドクダミの根っこなんだけど、この時期に地面を掘り返すと容易に見つけることができる。

彼らの生きる知恵として、冬場には地上にある部分を枯らしてしまうものの、地中で根がちゃんと生きていて、春になるとまた息を吹き返すというわけだ。

いわば「冬眠」といったところだろうか。

これはほんの一例だが、植物たちは色んな工夫をして冬の寒さをやり過ごす知恵をもっているのだ。

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