今日も引続きアブラムシのお話の続きである。
アブラムシは繁殖力が旺盛で、アリと共存関係を築き、なんとも明るく楽しい生活のようだが、それを脅かす存在がある。
その代表格がテントウムシだ。
テントウムシはタマゴからかえって幼虫の段階から、アブラムシを食って食って食いまくる。
ナナホシテントウムシに代表されるように、テントウムシは赤くて小さくてサンバを踊りだしてしまいそうな可愛いやつらだけど、その幼虫はどのようなものか御存知だろうか?
2枚目の写真がそうである。
テントウムシとは似ても似つかないけど、アブラムシをバリバリと食べている。
そしてサナギになるとどんな風になるかというと、こんなカンジである。
幼虫のときよりも、テントウムシっぽいけど、まだ何か違う。
そして、ようやく我々が良く知るテントウムシになる。
こうやって幼虫と成虫のカタチが全く違うので、これを完全変態という。
そんな訳で、アブラムシの駆除の方法として、テントウムシが来やすい環境づくりをすれば薬品に頼ることなくそれを達成することができると言える。
これを、薬品に頼らないという意味で「オーガニック・ガーデニング」という場合もある。
テントウムシを自分の庭で見かけたらば、それは良い知らせと言えるけど、全てがそうかといえばそうではない。アブラムシを食べる彼らは益虫として分類されるが、中には植物を食べたりする種類もいる。
彼らは益虫ではなく、害虫と言われる。
同じテントウムシでも色々あるものだ。
3 件のコメント:
結婚式の定番まで登場して、楽しく読ませていただきました。幼虫が可愛くなくて、驚きでした。。「完全変態」って特撮作ってほしいくらいです(汗)
アブラムシばっか食べてるから甲殻ツルツルなんですかねぇ。虫の世界も奥が深いですね。またご紹介ください!
完全変態って私のことですか(獏
てんとう虫も星の数で害虫もいるんですよね。いいやつだけ寄ってくるようには出来ないんですかね。
ちょっと前のドラマで、主人公がてんとう虫をつかって害虫を駆除する農業の方法を研究している院生っていう話があったね。
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