2008年9月23日火曜日

サンゴジュ Viburnum awabuki
   


    
今日は晴れて爽やかな休日である。

最近は去りゆく夏と来る秋が丁度重なり合うビミョーな季節といえるのではないだろうか。
朝方寝ていてヒンヤリしたり、昼間歩いていてジワッと汗をかいたり。
朝起きてセミが鳴いている日もあれば、コオロギが鳴いている日もある。
  
暑さ寒さも彼岸まで。
これから本格的な秋になる。
そしてこれからどんどん日が短くなっていく。
  
さて、街を歩いていても色んな場面で実りの秋を実感できる。
   
この前書いたイチョウは既に銀杏を沢山つけていた。
そして、ソヨゴタラヨウマユミザクロピラカンサナンテンクロガネモチ・・・など赤い実をつけるやつらは既に赤いか、赤くなる日を待っている状態だ。
  
今日御紹介するのは サンゴジュ だ。
  
サンゴジュは光沢のある割と厚い常緑の葉を持つ。
生垣に良く使われる。
   
ただ葉っぱをサンゴジュハムシという虫に食われて穴だらけになるのをよく見かけるが、これはもうサンゴジュの運命といえよう。
なので、食害されていないきれいな葉っぱのサンゴジュを見るととても新鮮に思える。
    
さらにこの赤い実はなかなか魅力的。
サンゴジュの名前の由来となっているのも、この珊瑚細工に似た赤い実からきているといわれている。
  
学名 awabuki とあるように、この樹は枝の太いところを切ると泡を吹いたようになる、と言うのだけど、実際に剪定したことを思い出して「ハテ、そうだったかしら?」とハッキリ思い出せないのがちょっと悔しくもある。
  

  

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