2008年9月9日火曜日

秋到来?
    
  
今日は晴れたけど、これまでのような蒸し暑さはなかった。
カラッとした気持ちの良い天気で、を感じてしまった。
  
つい昨日までミンミン鳴いていたセミが、今日はパッタリと聞かれなくなり、虫が涼しげにリーリーと鳴いている。
昨晩は代々木公園の横を自転車で通ったのだけど、涼しげな虫の声というよりは大合唱に圧倒されるほどのボリュームで虫が鳴いていた。
  
植物達も一息ついているのでないだろうか。
  
水はまさに死活問題で、人間に頼らないと水分補給できない場所に植えられている植物が沢山ある。
彼らに水をやるのは、今日の2枚の写真のように、作業着を着た目立たない人たちである。
黒子のようなものだが、植物達は彼らなくして生きながらえない。
  
さて、今日の話題は水遣りである。
  
水遣りはどうすべきか、というのは以前ちょっと触れたので、今日は言葉について。
  
この前、植木屋の親方とさる場所の芝張りをした。
一通り芝を張り終えて、親方が僕に言った。
  
「おーい、水打ってくんねぇか」
  
僕はそれが芝に水をやることだと理解して、ホースをもって水を撒いたのだのだけど、水を撒きながら「水を打つ」って良い表現だなぁと思った。
  
水を打ったような静けさ、なんて表現はあるけど、それ以外で水を打つという言葉を使ったことがない。
しいて言えば「打ち水」というのがあるので、今更ながら「ああ、そういうことか」などと思ってしまうのである。
  
後で「水を打つって良い言葉ですね」と親方に言うと、
「昔の言葉だよ」と教えてくれた。
  
日本語の良さ再発見の瞬間であった。
  
  

0 件のコメント: