木肌
台風の中、何の樹を切っていたのか、といえばコレである。
グレーと肌色のカモフラージュ柄、一体何でしょう?
ヒント1: 街路樹として日本で一番多く植えられている樹である。
ヒント2: 葉っぱのカタチは掌状で、デカい。
ヒント3: 落葉樹である。
ヒント4: 花咲ブログで既に登場済みである。
・・・・答は 「スズカケノキ」でした。
正確にはモミジハスズカケノキ(Platanus acerifolia) といってスズカケノキ(P. orientalis)とアメリカスズカケノキ(P. occidentalis)の交配種である。
幹肌に特徴があって、一番表面が剥がれ落ちてご覧のようなまだら模様になる。
確か僕の記憶だと、カリンもこのようなまだら模様の幹肌だったと思う。
植物を見て、それが何なのかを判断するのは花、その色、カタチ、大きさ、植物としての全体の形、葉の形状、などなど様々なアプローチがあるのだけど、幹肌を見て判断ができるものもある。
このプラタナス(スズカケノキ)はそんな幹肌で判断ができる代表格であろう。
ヒント1で日本の街路樹で一番多く植えられているものだと書いたけど、ものの本によると
第一位 スズカケノキ
第二位 イチョウ
第三位 ヤナギ
なんだそうだ。
個人的にはヤナギよりもケヤキのほうが多いような気がするのだけど、現実はそんなものだろうか。
前にも書いたけど、このプラタナスにはグンバイという小さな虫がいて首筋をチョロチョロと這い、プラタナスそのものからでる細かい粉が目に入ったり、吸い込んでむせたりして、本当に厄介な樹だ。
せめてもの救いは、最近気温がやや下がってきたこと。
それでも汗だくである・・・。
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