2008年6月6日金曜日

ランタナ Lantana camara
   

  
御存知のかたも多いかと思うが、これはランタナです。
和名は「七変化」という。
  
なぜかといえば、ご覧のように花の色がオレンジかと思えば黄色だったりして色が変わることによる。
ほかにも赤、白などのバリエーションがある。
  
面白いのは蕾のカタチ。
ちょっと小さくて分かりにくいかもしれないけど、蕾がひし形をしている。
花のかたまりの外側から中心へと向かって順番に花が咲く。
なので花の中心はまだ蕾だ。
   
これはクマツヅラ科に属するのだけど、クマツヅラと言われてもちょっとピンとこない。
学名的で言うとバーベナなので、なーんだということになる。
  
バーベナとクマツヅラ、どっちが親しみ易いですか?
   
学名ってそれほど敷居は高くない。
   

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

種小名のcamaraは七変化のカメレオンからきているんでしょうかね?女心じゃないですか。クマツヅラってことは光毒性があるんですかね。

匿名 さんのコメント...

かわいい花だと思ってました!
名前がわかってうれしいです。

で、バーベナって、ロクシタンのバーベナシリーズの香りのもとになっているあの”バーベナ”ですか?
レモン系の香りがします?

匿名 さんのコメント...

むむむ。質問内容からしてひるがおさんはかなりの玄人ですね。「種小名」「光毒性」なんて単語がでてくるあたりタダ者ではないですね。
  
で、まずcamaraは調べてみましたら西インド諸島の言葉で「アーチ状の」という意味があるようです。確かにランタナは大きくなると「アーチ仕立」的なカタチにはなりますね。カメレオンはぼくもそうかなと思いましたが、どうも違うみたいです。
  
光毒性については、クマツヅラに光毒性があるということも知りませんでした。この取扱いに注意を要する植物については、英国の植物園で働く場合に必ず説明があるのですが、その説明の中には特になかったなぁ。
でも、そのテの本を見てみると一種の刺激性はあるようなので、光毒性もあるのかもしれません。
  
植物と毒。これは僕も幾つか経験したので、花咲ブログでまた取り上げます。例えばキョウチクトウとか・・・。

匿名 さんのコメント...

ロクシタンのバーベナシリーズ・・・を知りません。ごめんなさい。調べてみます。

匿名 さんのコメント...

いえいえ、タダ者ですって。タダ者に毛も生えてません(笑)いつもこちらでお勉強させていただいてます。
クマツヅラ、調べたら和名は「馬鞭草」(ばべんそう)と書くそうです。馬のムチ草。え?英名もVervainですけど?なんか当て字みたいな。。。(駄洒落だ)
キリストが十字架に貼り付けられ、傷だらけになったときにその傷の出血を抑えたといわれたそうです。強力そうですね。。
やはり香りが強いようで、コンパニオンプランツとしても重宝するみたいですね。相性あると思いますが。
毒性シリーズ、楽しみにしてます(ワクワク)
ウマノスズクサとかムラサキ科、ユリ科の球根なんかもありますよね~。