2008年6月8日日曜日

はいつくばって・・・
  
最近、草むしり をよくする。
とはいっても趣味で草むしりをしている訳ではなく、手入れ仕事の一環としてである。
   
草むしりをしながら、果たして 3大雑草 は何だろうか?と考えてみた。
独断と偏見ではあるが草むしり雑草ベスト3を挙げてみよう。
これは一般家庭のお庭の雑草に限ってのランキングですので。
  
第3位 オニタビラコ
第2位 カタバミ
そして堂々の第1位は・・・・ ドクダミ である。
  
ゴメンナサイ。
3大雑草なんて言った手前、無理やり3つ挙げてみたけど、実は「カタバミ」と「ドクダミ」の2大雑草というのが実感デス。 
でも一応挙げたからには解説しておくと、
第3位のオニタビラコ(Youngia japonicaというのはキク科で小さくて黄色い花が咲く。
  
第2位のカタバミは以前にも花咲ブログで扱ったどんどん増える厄介モノ。この前はアカカタバミの長い根を御紹介したけど、今日はムラサキカタバミ(Oxalis corymbosaのスゴイ根をお目に掛けよう。
  
  
根っこはそれほど深くまで伸びないけど、エラく太い半透明の根がついている。ここに水分、養分を蓄えてちょっとやそっとの悪条件でも生き延びる。
そして根の上のほうに小さい 球根のようなカタチをしたものが沢山ついているのが見えるだろうか。
これはいわばイモのようなもので、鱗茎という。
これが分かれてバンバン増える。因みにムラサキカタバミは花は咲いても種はできない
  
で、ドクダミの第1位の座は不動だと思われる。
  
もうあちこちに生えていやがって、地面より上に生えている部分を切る よりは出来るだけ根を引っこ抜くことを良心的な植木屋としては心掛けている。
言うまでもなく上を切っただけではまたスグに生えてきてしまうからだ。
  
根を引っこ抜くといっても、いくらかは地中に根が残るので、時間の経過と共にまた生えてくるけど、一時やつらの勢いを止めることは出来る。
   
   
そこで、四つん這いになって彼らと向き合う。
上の写真の右が「やる前」、左が「やってる中」である。
ウーン、こんなに・・・」とちょっとひるまないでもないけど、やるしかあるまい。
  
四つん這いになってドクダミをむしっていると、心が無になり没頭してしまう。
脳学者茂木健一郎風に言わせてもらえばドーパミンが出ている状態である。
   
  
ミ(箕) と言われる入れ物に収穫したドクダミを入れる。
むしった後キレイになった庭を見る。
達成感を味わい、更にドーパミンが出る。
  
脳が喜ぶ庭仕事かな。
  

0 件のコメント: