フクシア Fuchsia
昨日のトケイソウほどでもないけど、今日のフクシアも個性的な色とカタチの花をつける。
赤いのはガク、紫の部分が花びら、ピョンと赤く数本伸びているのが雄しべ。
特にガクと花びらの色のコンビネーションが色々あって楽しい。
例えばガクが白で花びらが紫とか、ガクが赤で花びらも赤とか。
チェルシーフラワーショーは有名なフラワーショーだけど、その他の英国のフラワーショー、例えばハンプトンコートフラワーショー、タットンパークフラワーショー、ハロゲイトフラワーショーなどに行くと「×××Society」というのがテントを出している。
英国や米国ではこの「英国フクシア協会」「全米トケイソウ協会」など、ひとつの植物に魅せられた人たちが集う会がある。
これは結構ユニークで、「こんなに品種があるんだ」と展示を見て驚いたりもするけど、なんと言っても「こんなに好きなんだ、この人たちは」とその情熱にたじたじとなることがある。
主な活動は、新品種の紹介、育て方の情報など定期的に集まっては情報交換したり、原産地へのツアーを組んだり、フラワーショーに出展したりして結構精力的にしている。
良い意味でのオタク、言い換えれば愛好家の集まりで情報も豊富なので、何か調べたいときなどには役に立つかも。
因みに英国フクシア協会は
http://www.thebfs.org.uk/index.asp
全米トケイソウ協会は
http://www.passiflora.org/
で試しにのぞいてみるとオモシロイかもしれない。
好きな植物があれば「××× Society」で適当な植物名を入れて検索してみると良い。
いかに世の中にオタク、いや愛好家が多いかが分かるよ。
植物名を入れる際、この花咲ブログがお役に立てば、ジジイとしては嬉しい。
フクシアは英国ではかなり人気があって、あちこちのお庭で地植えされている。
因みにフクシアと言っても通じない。
「フューシャ」のような発音になる。
でもFuchsia というのが頭にあればどこへ行っても大丈夫。
学名はやはり知っておくと便利。
2 件のコメント:
フクシアは高崎の時に育ててました。
出張の間に雪が降って埋もれてしまい、もう駄目かなと思っていましたが、何とか越冬したのを覚えています。耐寒性無いのを外においておくほうがなんだかな、ナンですが、生き物って強いです。
花咲ジイさんの下宿先にお邪魔したときも、お庭にこの花がたくさん咲いていました。お母さんに尋ねたら「フューシャ」だって教えてくれたので、ずっとその名前で探してました・・・。なぜか名前にインパクトがあります。
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