ちょっとマジメな木を切る話 - 補足編
早速コメントを頂戴しました。
「ちょっと残して切ればいいのですね」と。
これは正しいようなそうでもないような。言葉でお伝えしずらいことを書いたので、こちらの至らぬところです。
で、もうちょっと明快にどこを切るべきか書いておきたいと思います。
上の図を見ていただきたいのですが、これによれば木の枝別れした枝の元には「Branch collar」といってちょっと膨らんでいる部分があります(青下線)。その真上で切るのが正しいということになります(赤線)。
このBranch collar というのは文字通り訳すと「枝の襟まわり」ということになりますが、「枝と幹の境界部」ということです。
ちょっと分かりづらいかと思いますが、御理解いただけましたでしょうか。
図はクリックすると拡大するようにしましたので見てみてください。
図において、左の枝は誤った切り方で (a)がフラッシュ・カットと言って近すぎるもの (b)が枝を残しすぎた例です。
こういうのはやはり外で実際に見てもらうのが一番なのですけど、それがブログというもの。
将来は花咲ジジイの園芸教室を開きたいものだと思います。
(図出所: British Standard Recommendations for Tree work)
3 件のコメント:
外出する前に読んでなるほどと感心し、帰宅してもう一度開けると補足編があり、今日はとても得をした気分になりました。
最近は忙しさにかまけて若干手抜きが多くなっていました。今日は雨で外出を控えたため、かねてから暖めていたネタを書いた次第です。久々にシッカリ書いたためか、書いた後の疲労感というか達成感はかなりのものでした。
好意的な感想を有難うございます。
なるほど。追加説明ありがとうございます。
家の木は大きいのはまだ無いですが、参考にさせていただきます。
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