イチョウをめぐる冒険
この2日間とはうってかわって今日は春らしい暖かい日曜日である。
花咲ジジイはちょっと早起きして自転車で出かけた。
ちょっくらサイクリングがてら、イチョウのメスの花、すなわち雌花を探してみようと思ったのだ。
実は先日、花咲ブログの有難い読者の方からメールを頂戴した。
それはイチョウの雌花観察スポットに関する情報だった。
都内、古川橋から二の橋にかけて、歩道橋の上からイチョウが観察できるので、木により近い場所から見れば雌花が見つかるのではないか、ということだった。
スルドイご意見である。
何故ならギンナンがなっているイチョウがあったとして、そのギンナンは目の高さ、あるいは手の届く場所になっているだろうか?
花咲ジジイの記憶では、ギンナンたるものイチョウの木の上の方にたわわになっているものであって、ナシもぎのように手の届く場所にはない。
となると、雌花もかなり木の上のほうに咲いている可能性が高い。
イチョウの木を見かけるたびにジーっと上を見てみるものの、そんな雌花のようなものは見当たらない。
なので、歩道橋のような高い場所から見れば、雌花に出会える可能性は高いかもしれない。
そう思ってサイクリングがてらイチョウの雌花を見つけてカメラに収めるべく朝から出掛けた。
まず手始めに靖国神社によってみた。
ここの脇に日本武道館側に渡る歩道橋があって、その脇にも大きなイチョウが植わっているのを覚えていたからだ。
しかし、残念ながらまだ芽を吹いたばかりで、雌花も雄花も観察することは出来なかった。
参道の左右には大きなイチョウが整然と並んでいるのだが、どれも枝が高いところから出ていて近くで見ることはできない。
クソー、いっそはしごでも掛けたほうがどれだけ手っ取り早いだろかと思うよ。
靖国神社での雌花発見をあきらめて、古川橋方面に向かってペダルをこいだ・・・・。
つづく
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