♪おっかの上ヒナゲシの花でえぇ~♪ とアグネスも歌っていた、あのヒナゲシです。
車の排気ガスにも負けず、道路わきで頑張っている。
薄い4枚の花びらは繊細な紙細工のようだ。
花の中には無数の雄しべと、真ん中に構えるデカい雌しべ。
花が終って、花びらと雄しべが落ちて、この雌しべだけが残って熟する。
熟すと先チョがパカッと開いて中から無数の種がこぼれ落ちる。
熟してパカッと開く前にその部分(Seed Head=花頭)を取って振ってみると、カサカサって種が一杯詰まっている音がするよ。
アンパンなどでゴマではなく、小さくて香ばしいツブツブがついていることがあるでしょ。
あれはケシの実であることが多い。
アヘンのもととなるケシとは種類が違うのでこれは育てても問題はない。
このブログを書くときに、自分の知識をベースとしつつも、ウソを書いてはイカン、いい加減なことを書いてはイカンということでちょっと調べたりすることがあるのだけど、虞美人草のことがポピーのことだというのは今日の今日まで知らなかったことを正直に告白しよう。
夏目漱石の作品に虞美人草というのがあるのは知っていたけど、それがポピーのことだとは・・・。
そうならそうともっと早く言ってよ、夏目ちゃん、ってカンジでしょうか。
イヤイヤ勉強になっちゃうなぁ。
4 件のコメント:
虞美人って三国志でしたっけ?
ひなげしはロードサイドで満開ですね。赤いのが原種のようで野生のはこれ一種類のような感じですね。
ぴーさんはお詳しいですねぇ。目線が植物好きのそれ以外のなにものでもない。素晴らしいです。
ご無沙汰していました。
おっしゃるとおり、連休中はパソコンなんかに触らない日々だったので、久しぶりにみました。
最近、よく目にするこの花。野草のようにあちらこちら咲いているこの花の名前、連休中なんなのかなあ?と思っていたんだよね。
「けし」のわけないし。。。なんて思ったりして。
疑問が解決してうれしい。
このブログに影響を受けて、この連休は散歩三昧でした。これからも、植物の名前を勉強させてくださいね。
ありがとうございます。このブログの売りは、特にひねった植物ではなく、日頃から身近な植物を取り扱うことを旨としているところであります。今後ともヨロシクお願いします。アナタの散歩のお供に花咲ジジイ・・・。
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