2008年5月12日月曜日

空飛ぶバラ・・・
    
    昨晩のテレビ番組 素敵な宇宙船地球号 見ましたか?
題名は 空飛ぶバラ っていうことで遥かケニアから空輸されてくるバラとその背後にある環境問題を取り扱う示唆に富んだ番組内容でした。
   
これを見て、手前味噌ですが 「おおっ、これはまさに数日前に奇しくも花咲ジジイが独り言のようにつぶやいた内容とほぼ同じではないか」と、ひょっとしてこの花咲ジジイは先見の明があるのでは、などと思ってしまいました。
    
番組によると気候的にも地質的にも生産コスト(賃金)的にもバラ栽培に適した場所でここ十数年で一気に盛んになった。
一方で、栽培所から出る排水が垂れ流しになったり、バラ栽培に従事する労働者により人口が一気に膨れ上がったのに対しインフラがついていかず、生活排水が垂れ流しになるなどの問題が出てきた。
一番深刻なのは、バラ栽培に必要な水を湖に頼っているため水位がどんどん下がり、生態系をも壊している・・・・、といった内容だった。
    
それでも日本国産のバラよりも11000キロ空輸されてきたほうが二酸化炭素排出量は少ないという矛盾。
    
こんなテキトーなブログで語れる内容ではとてもない。
奥底にある問題はとても深く、そして重い。
     
フェアトレードや、番組でもあったMPSなどさまざまな仕組みや制度が出来てそういった問題をバックアップするようになってきたけど、まだまだ十分ではない。
一番大切なのは、我々一人一人の意識だと思う。
   
今日の写真はロンドンの花屋で撮った一枚。
ここに色んな花があるけど、この何%が海外から来たものだろうか?
そういった目で花屋に並ぶ花を見るのもアリだろう。
   
ちょっとマジメな花咲ブログでありました。
   

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