2014年9月15日月曜日

空に近い人


空師・・・・

昨日の番組を観ましたか?

実は昨日出演していた熊倉さんのことは、2007年にNHKで放送されたドキュメンタリーをたまたま観ていて知っていた。

それから7年。

僕も7年の間に木に対する興味がさらにわいてきて、知識や技術が増してきて、改めて昨日の番組を観てみると感じ方が微妙に違っていることに気付いた。

まぁ前回は国営放送が作ったドキュメント、今回が民放が作ったバラエティなので「重み」もやや違って然るべきではありますが。

画面から観えた範囲で言わせてもらうと、自分とはかなり方向性が異なる気がした。

それは当たり前なんであります。

なぜなら熊倉さんは「林業の人」で、僕は「林業でない人」だから。

木の伐りかたひとつとってみても、林業の場合は伐る木は大切な「商品」ゆえ、傷がつかないように、商品価値を下げないように、無駄のないようにということが優先されるのだと思う。

例えば切り株だって地際ギリギリで伐ることによって、材木の無駄がなくなる。

木の登り方もまったく自分のそれとは異なっていたし。

でもあの若さで自分の生きる道を決めて、専門性を身につけ、社会から頼られているというのは素晴らしいと思いました。

かなり危険な場面に直面することの多い仕事だけど、大きな事故も無く難題を次々とクリアしていっているのはスゴイなぁ、と。

機会があればあれこれと情報交換などできたら有意義だと思うんだけど。

世の中広い。
いろんな人がいるものだ、と改めて知った昨日の番組でありました。


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