街を歩いていて、色んな植物を見かける。
そこで何を感じるか?
それは人によっても、そして状況によってもマチマチなんだと思う。
そりゃ待ち合わせに遅れる!といって急いでいるときは植物どころではないし、時間にたっぷり余裕があれば足を止めてつぶさに観察することもできるだろう。
そして何を感じるかは、例えば季節を感じるとか、植物そのものの不思議を感じるとか、色々あるんだと思う。
さらに、何か目的をもって植物の様子を見ているときもある。
例えば、庭を作るとして、生垣に何か良いものはないか、玄関前に植えると様になるものはないか、などとシチュエーションを想定して、それに最も適したイメージを重ねて探す、ということもあるだろう。
実は現在、とある植栽の仕事のご依頼を頂いていて、何を植えたものか思案している最中なのであります。
なので街歩きではもっぱら、「これは使える!」とか、「これはイマイチ」などといった尺度でモノを見がちなんであります。
例えばこのローズマリー。
玄関アプローチに這うように植えられている。
これはシンプルでなかなか良いんじゃないの、とヒントとして頂戴する。
ローズマリーは写真のように地を這うような「匍匐性」のものと、ニョキっと垂直方向に育つ「木立性」のものがある。
匍匐性のものであればご覧のようにグランドカバーのような使い方も可能であります。
ただね・・・
ローズマリーは生長とともに、「木化」といって、だんだん木のようにゴツゴツしてきてしまう。
なのでこのように植栽したてのようなしなやかな青々しさを長く保てるとは思えないんだよね。
・・・ということで、何を植えるかと考え出すとその植物の将来像、はたまた普段のメンテナンスのことなどにまで思いを馳せるので結構な時間とエネルギーを要してしまうのであります。
2 件のコメント:
そうね、植えてから暴れないような植栽がいいですよね。私の家も私がいるときは良かったですが、単身赴任で月一しか手入れできないとひどい状態に...成長が遅く常緑のもので手がかからないのがいいですね。こんなアプローチのところならカルーナなんかいいんじゃないですか?
カルーナ・・・良い選択ですね。サスガです。
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