自転車で都内を移動中にみつけた一軒のお宅。
コンクリの階段を上がって玄関にいたるシンプルな構造ながら、その階段脇にプランターがギッシリと。
都内ではわりと良く見かける光景だ。
園芸好き、庭好き、植物好きではあっても、都内の住宅事情ではそれを表現する場所を持てなかったりする。
それで道路にはみ出んばかりにプランターや植木鉢がところ狭しと並ぶことになる。
これをみて眉をひそめる人もいるかもしれないが、僕は基本的に肯定的にみている。
そりゃ、あまり見栄えの良いものではないかもしれないが、植物愛に基づいてのことなので悪意は皆無だし、人に迷惑をかけなければ良いじゃないの、と思う。
これらのプランターは毎日水をやらなきゃならないだろうし、かなりの情熱をもっていなければできないことである。
残念なことに庭がないだけ。
よく「イギリス人のガーデニングのほうが日本人のそれよりも優れているのでしょうか」なんてことを尋ねられたりするけど、いつも「そんなことはありませんよ。イギリス人と同じ、あるいはそれ以上だと思います。ただ、表現する場が異なるだけで、彼ら(イギリス人)は恵まれているだけ。同じ絵でも素晴らしい額縁に飾るのと、安っぽい額縁に飾るのでは見栄えが違うでしょ。彼らはちょっと良い額縁をもっているだけのことで、植物愛はむしろ日本人のほうが上回っていると思いますよ。彼らが同じ状況であったなら、多分植物を育てることは諦めてしまっていると思います。それを日本人は諦めずにこうやって頑張って植物を愛しそれをこうやって表現しているんですから。」と答えている。
ちょっと気になったのはプランターとプランターの間に「こびと」やら「妖精」がちょいちょい顔を覗かせていたこと。
これはまったく趣味の問題。
こびと系(?)が好きな人もいるし、それが許せない人もいる。
あなたはどっち派?
3 件のコメント:
我が家のご近所にもプランターが道路の方に並べてあるお宅がありますが、花好きな私は朝な夕なに楽しみに眺めていますが、通る人の中には意地悪く花を痛めてゆく人もいるという事を家主の方が話していました。やはり色々な方がいるのでしょうね。
そうですね。色んな方がいるんですね。植物好きに悪い人はいないと信じたいものです・・・。
道路に物を置いてはいけないことぐらい常識として持ってほしいいですね
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