2014年4月3日木曜日

萌え


今日は朝からしっかりと雨が降った。

花見どころではない降り方だった。

花散らしの雨となるか。

やはり東京のサクラは今週一杯なんだろうな。

周辺に煽られたからというわけでもないが、この花咲ブログも連日サクラのことについて書いている。

しかし、サクラにはそれほど執着がないというのも事実。

身の回りの、もっともっと多くの春の気配のほうに興味を駆り立てられる。

例えば今は落葉樹の新芽が一斉に吹き始めた。

木登りの観点からいくと、落葉してくれていたほうが色々と有り難いのだが、そうも言ってられない。

もう、どこもかしこも一斉に芽吹いて、まさに「萌え~」な感じなのである。

新芽は例えていうなら、赤ちゃん。

色も淡くて、小さくて、とても柔らかい。

それが新緑ってことでしょ。

この赤ちゃんが成長していって、硬くて大きな葉に変わっていくと思うと、新芽の赤ちゃんの姿を記憶に留めておくと後々楽しい。

一番上の写真はメタセコイア。

これも新芽はとても柔らかくて、感触もシリコンのよう。

あとの写真は全てイチョウ。

ご存知のように僕はいわばイチョウ・フェチなのでついつい目がいってしまう。

短枝と呼ばれる先がほころんで中から新芽が現れる。



どうやったらこんなところから緑色の葉が出てくるのか、本当に不思議。

枝(長枝)についた短枝ばかりではなくて、木の幹からも短枝のような突起があって、そこからもちゃんと新芽が吹いているのが分かる。


で、当たり前なんだけど、吹いたばかりの小さな小さな葉もイッチョ前にイチョウの葉の形をしているんだよねぇ。



今日書いていることはすべて当たり前のことなんだけど、そんな当たり前のことに改めて向き合って、「スゴイ」と感動したり、「何で??」と疑問や好奇心をもつことは楽しいことだと思うんだけど。

そろそろ植物観察のシーズン到来です・・・。

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