最近庭木として人気の高いブルーベリー Vaccinium corymbosum。
落葉潅木としてモチロンのこと、なんといっても実が食べられることも人気の一因だと思われる。
世は健康ブームに沸き、『ブルーベリー=目に良い』という認識が広く浸透したこともあるだろう。
そのブルーベリーは今ちょうど花盛り。
花盛りといっても大きくて目立つ花というよりは、むしろその逆。
白くて小さな釣鐘型の花がちょこんと頭を垂れている。
この様子を見て、「!!!」と思った。
時同じ頃、似たような花が咲いている。
それはドウダンツツジ Enkianthus perulatus。
紅葉がとても美しく、潅木として一本で使われるよりは生垣として使われることが多いのではないだろうか。
その花を良く見るとブルーベリーの花と酷似している。
ブルーベリーのガクが緑色がかっている辺りが違う程度で花の大きさなどはほぼ同じ。
実はブルーベリーもドウダンツツジも同じツツジ科の植物なのだ。
同じファミリーゆえ、似ているのも頷けるというわけ。
ジャムなどとして店頭に並んでいるブルーベリーと、散歩をすればここそこに生垣として見かけるドウダンツツジがこんなに近い関係だなんてちょっと意外な感じがしませんか?
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