今日はオトナ向けの植物観察を開催。
午前中は約2時間にわたり、植物の基本についてレクチャー。
午後は新宿御苑に繰り出して、午前の知識を活かして実際に植物を観察した。
アッという間に時間が過ぎてしまった感じ。
連休ほぼ初日、晴天にも恵まれ絶好の植物観察日和でありました。
午前の座学では単子葉植物と双子葉植物の違いについて触れて
「単子葉植物、とくに球根から咲くような花は3枚の外花被(ガクに相当)、3枚の内花被(花弁に相当)があるのが特徴です」
と説明した。
ちょうど今の新宿御苑には一面にオオアマナ Ornithogalum umbellatum というユリ科の花が咲いている。
ユリ科、すなわち単子葉の花なので3枚の外花被、3枚の内花被、計6枚の花被がお決まりのはず。
下の写真をご覧いただければわかるように、白い花被が6枚見えるでしょ。
しかしこの写真をよーく見ると右上のオオアマナだけ、内花被4枚、外花被4枚、計8枚の花被になっている。
これはちょっと珍しい。
生き物の世界なので、常に例外はありうる。
同様のケースはチューリップなどでもまま見られる。
でも、8枚の花被をもったオオアマナはこの一輪以外は見つけることができなかった。
ちょっとした発見といえよう。
4つ葉のクローバーを見つけるよりもレアだと思う。
こういう発見、感動があるので植物観察は楽しいんだな、きっと。
次回は来週5月5日こどもの日にこども向けの植物観察があります。
行くっきゃないでしょ!
「自分だけの植物図鑑を作ろう!!」(春の植物たち)
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