昨日、神奈川県のショッピングセンターのケヤキの枝が折れて、下を歩いていた小学生の女の子を直撃して大怪我をした、というニュースがあった。
朝、たまたまワイドショーを見ていたらば、結構な時間を割いて大きく取り扱っていた。
そういえばついこの前も広島で大きなポプラが倒れて通行人にあたったという事件があったばかり。
枯れ枝はどこにでもある。
そしてそれらは、いつなんどき落下してきても不思議はない。
要は日々のメンテナンスの問題だと思う。
木を見て、何が危険なのかを判断するにはそれなりの経験と知識が必要だろう。
番組でも「目視して点検する」と言っていたけど、それを誰がやるのかといえばショッピングセンターの警備員だという。
ショッピングセンターの警備員に木の潜在的な危険を見分ける力が果たしてあるのだろうか?
仮にあったとしても、木の下から見ているだけでは判断できる危険も限定的になる。
木に登って、目線を木と同じにしなければ見えるものも見えないはず。
手前味噌ではないけど、木登りの技術はこういう場合にとても有効だと思われる。
木と同じ目線になるために、クレーンなどの機械(重機)を使えば、それだけコストが高くつくし手間も時間もかかる。
木に登って、枯れ枝を的確に判断し、それらを落としていく・・・
言ってもらえれば喜んでやるんだけどなぁ。
それはそれとして、「枯れ枝を落とす」を英語では dead wooding と言う。
さらに、木の潜在的な危険を見つけ出す観察を tree inspection と言う。
園芸英語というか、これは森林英語というべきだろうか。
樹木管理に関しても米・英をはじめ欧州はとても進んでいる。
こういう最新情報を得るには語学は必須。
園芸英語講座につづいて、森林英語、もしくは樹木管理英語講座なんてやったら果たして人は集まるだろうか?
*木に登っての枯れ枝処理、樹木判断など真剣にお考えの方はお気軽にご相談下さい。
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