サクラが散った。
そのサクラの木の下に群生していたりするのがこのシャガ Iris japonica。
例えば四ツ谷駅から市ヶ谷駅に向かって、名門・雙葉の前を通る辺りにシャガが群生している。
日陰にも強く、「和」の雰囲気も漂う。
だって学名を見れば japonica って種小名なんだから、日本っぽいのは当たり前でしょ。
・・・・ところがどうやら違うようなのだ。
種小名は確かに japonica なんだけど、原生地は中国だったらしいのだ。
それが日本に渡ってきて、いつの間にか野生化していったのだという。
japonica にして japonica に非ず。
学名にはその植物の産地、特性などを示すと一般的に考えられているわけで、こういうのは困るなぁ。
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