根から倒れている。立ち入り禁止。 |
昨日は新宿御苑に下見に出かけたのだけど、ひとつとても気になったことがあった。
それはダメージを受けた樹木の数が半端でなかったこと。
今日、アップしているのはそのほんの一部。
傷付いた樹木の数たるや、こんなものではなかった。
折れた枝がぶら下がっているもの、倒れてしまったものなど、ちょっと尋常ではなかった。
こんなのがぶら下がっている。とても危険。 |
これはどうしたことか。
今年2回降った大雪のせいなのか?
それ以外は理由がつかない。
これまで入れていた、木々の生い茂った場所にはロープが張られて入れないようになっているし、新宿御苑の危機といった風情だった。
どういう管理をしているのだろうか?
いや、ケチを付けているのではなくて心配なのだ。
樹木管理の知識と技術を持った人がいないのだろうか?
そんなことはあるまい。
10,000本を越える樹木を有する都内屈指の公園だ。
それなりの人員を配し、適切な道具も揃っているはずだ。
人手不足も考えられる。
雪でダメージを負った木の数が多すぎて、作業が追いつかないのかもしれない。
先日、ブログで書いたようにケヤキの大きな枝が折れて怪我人が出たばかりなので、この問題については今誰しも敏感なはず。
僕が御苑内をそぞろ歩いてみた印象では、支障樹木の問題がすべて解決するまで閉苑にしてもおかしくないレベルだと感じた。
とにかく痛ましいことこのうえない。
一日も早く、樹木たちが健全さを取り戻すことを願ってやまない。
上の部分が丸ごとなくなっているサルスベリ |
折れた枝に付いた葉の状態を見ると割りと新しい。ということは雪のせいではないのかも。 |
2 件のコメント:
御苑などは出入りの造園業の方が手入れをされているのではないでしょうか?牧野庭園で聞いたら週一回造園業から手入れをされる方が見えているといわれていました。その道のプロの方が少なくなっているのでしょうか?
普通百日紅のあんなに丸坊主にしないものですよね枝を剪定するくらいですね。木の切り口も痛々しいあれでは木が痛いです。
是非いちど実際に行って見てみてください。ちょっとした衝撃です。
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