夏もそろそろ終わりかな、キンモクセイも咲いているし・・・ なんて思っていると、なんのなんの夏はまだ一部で健在である。
そのひとつがゴーヤだ。
最近は緑のカーテンとかいって、温暖化防止、冷房代節約などといってつる性の植物がもてはやされている。
特にこのゴーヤは育てるのも比較的簡単で人気があるようである。
ゴーヤ Momordica charantia var.pavel はキュウリ、カボチャ、メロン、スイカなどと同じくウリ科の植物である。
葉っぱの形、花の形、巻きひげがあるあたりなどがそれぞれ似ている。
花の下のほうにある 子房 という種ができる部屋が膨らんでわれわれが食べるゴーヤとなるわけだが、花が咲いている時点からその部分はボツボツのゴーヤ独特のイボがあるのが分かる。
今日の写真は縮小率を下げてあるのでクリックして拡大して見て頂きたい。
最近は沖縄料理ブームもあって、このゴーヤもスーパーなどで普通に見かけるようになった。
独特の苦味と歯ごたえが特徴だけど、一番最初に食べて 「うん、イケるっ!!」 と思った人はかなり勇気があったのではないか?
見た目的に人を寄せ付けない感じがするし、苦いわけだから。
苦くて硬いのもそのはず、われわれが食べているゴーヤはまだ熟していないものだからだ。
例えるなら、青いバナナってところで、あれを食べても美味しくないし、熟すまで待とうと思うでしょ。
ゴーヤの熟した様子は花咲ブログで昨年9月21日に取り上げたので見て頂ければ分かる。
黄色くなって、赤い種がむき出しになっている。
この熟したゴーヤはほのかに甘いのだという。
苦くて硬いうちに食うべし と決めた人はかなりの決断だったのではないかろうか。
1 件のコメント:
その昔、小学校の3年生ころかな、理科の「栽培」でへちまを育てて収穫した覚えがありますが、今の小学生はゴーヤを育てるのが一般的なのだそうです。
ゴーヤは、沖縄にしか植生しないもんだと思ってたので、ビックリ・・・。
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