この写真は9月23日、すなわちシルバーウィーク最終日の昼頃に近所を散歩していて撮ったものだ。
とある御宅の門の内側にあったもので、かなりの距離をおいて見ていて最初は何だか分からなかったのだが、注意深く見ていると、それがゲッカビジンであることに気付いた。
おおっ と思ったのは良いが、その先端に茶色く付いているのは、花が終わったあとの悲しき残骸に見えた。
ちぇっ、残念・・・ とその場を去る前に一応2~3枚写真を撮った。
家に帰って調べてみたら、それは花が終わった後ではなく、これから咲くつぼみなんじゃないかと思えてきた。
再び、おおっ と興奮する。
何せこのゲッカビジンは夜の間、しかもたった一晩だけ可憐な白い花を咲かせることで知られている。美人薄命ではないが、なんともその花の命のはかないことよ。
そんな花が咲くのであれば、是非見にいかねばならないが、24日も、25日も夜は出掛けていたのと、帰り道に見に寄ることをスッカリ忘れていて、今日26日にやっと見に行くことができた。
というか、今見に行って帰ってきたところだ。更新時刻を見ていただきたい。 23:59ですよ。 もうギリギリなんである。
しかし鉢のあった場所にはあいにく軽トラックが停まっていて鉢があるのかどうかも確認できない。咲いているのか、もう咲いてしまったのか、はたまたこれから咲くのか分からないまま悶々として戻ってきた。
本来であれば、珍しいゲッカビジンの開花の写真を撮りました、とスクープしたいところであったが、なんとも煮え切らない中途半端なつぼみの写真のご報告となってしまった。
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