2009年9月21日月曜日

ガジュマルの最期
   

   
昨日散歩していてショッキングな光景を目にした。
    
ガジュマルの大木が切り刻まれていたのだ。
   
実はこのあたりを通るたびにこのガジュマルの木が目に留って気になっていた。
   
ガジュマル Ficus microcarpa をご存じか?
暖かい地方、日本であれば九州や沖縄などで育つ樹だ。
   
樹の幹や枝から 気根 を出して変わった樹形を作りだしていく。
条件が良ければ樹高も30メートルくらいにはなる。
   
プロフィールにも書いたが、花咲ジジイは幼き頃エジプトに住んでいたことがあって、よく遊びに行った公園にガジュマルの大木があって、木登りなどしてよく遊んだ。
気根が太く大きくなり、複雑に絡み合ったりするので、小さかった僕には 「基地ごっこ」 ができた。
   
樹の上に基地を作り、樹の脇には大きな空洞があったりもした。
もっともこの空洞をトイレがわりに使う不届きな人も多く、臭くて居れたものではなかったけど・・・。
   
そんな、ある意味懐かしいガジュマルを都会のド真ん中で見かけて、そのうち花咲ブログに書こうと思っていた。
   
思っていたら、どうだ。
切り刻まれてしまって、もはや原形をとどめていない。
   

   
このガジュマルはこのビルの看板よりも高かったので、ビルの3階以上の高さがあった。
都会でこんなに大きくなることが珍しいように思っていたのだが、本当に残念である。
   
なんで切っちゃったのか、是非聞いてみたいところである。
  
   

2 件のコメント:

じゅんぺい さんのコメント...

事情があったのでしょうけれど、悲しい光景ですねえ。このあと、どうなるのでしょうか。役に立たない邪魔者として命を終わらせるよりは、せめて何かの形で残れば浮かばれるような気がしますが。
花咲ジジイさん、幹をもらいうけてはどうですか?輪切りにしてコースターや、ドアにかけるプレートにするとか。私、キャンプ用に買いますよ!

花咲ジジイ さんのコメント...

「買う」って聞いたら先方は泣いて喜ぶと思いますよ。

コースターやプレートにするのは良いアイディアだと思いますが、あいにく我が家には加工する場所も、保管するする場所もありません・・・。

「もったいない」という気持ちは大切ですね。