2009年9月17日木曜日

ノカンゾウ Hemerocallis longituba
   

   
車が何台も通り過ぎる、その脇に可憐に咲いていたのはノカンゾウである。
  
なんちゃって、「ノカンゾウである」 と知ったかぶりしたが、それは家に帰って調べて分かったのだ。
   
その場ではユリ科の何かであろう、ヘメロカリス(Hemorocallisなんじゃないの? という辺りまでは分かっていた。
イヤ、ホント。決して強がりではない。
  
植物に親しむには、そんな程度で良いのではないかと思う。
僕らは植物学者ではないのだから。
   
ノカンゾウの仲間には
ヤブカンゾウ Hemerocallis fulva
ニッコウキスゲ Hemerocallis middendorffii
ハマカンゾウ Hemerocallis littorea
など沢山あるのだが、それら全て Hemerocallis という同じ属なのだから似ているのもうなずけるわけである。
   
例えばノカンゾウとヤブカンゾウは本当に似ていて、花が咲くまでは区別がなかなかつかないのだという。
ノカンゾウは一重、ヤブカンゾウは八重の花だという違いだけである。
   
だからってわけではないが、そんな重箱の隅をつつくようなことをしないで、
あっ、ヘメロカリス見~っけ!!あはははっ!
というふうにしていたほうがハッピーだと思うのだがいかがだろうか?
   
ハッピー過ぎか。
  
  

4 件のコメント:

tona さんのコメント...

初めまして。
いつも楽しい御ブログを楽しませていただいております。
本当に重箱の隅をほじくるようにしていると、かえって何だかわからなくなります。
このお考えのようですと気が楽になり、お花も楽しめますね。

花咲ジジイ さんのコメント...

tonaさん
有難うございます。

やはり「楽しむ」ことが一番大切だと思います。

ほどほど、って感じで向き合っていると、色んなことが見えてくる気がします。

ぴーさん さんのコメント...

近所の親父にニッコウキスゲみたいなやつをもらったんですが、花は同じ仲間なんで一緒ですね。ウチのは7月に咲いたので、9月に咲くんでしたらこれもゲットしたい所ですな。ロードサイドに咲いているんでしょうかね。

花咲ジジイ さんのコメント...

思いっきりロードサイドです・・・ が、
取っちゃダメですよ。

もうちょっとしてから「こぼれ種」を採っては?