ノカンゾウ Hemerocallis longituba
車が何台も通り過ぎる、その脇に可憐に咲いていたのはノカンゾウである。
なんちゃって、「ノカンゾウである」 と知ったかぶりしたが、それは家に帰って調べて分かったのだ。
その場ではユリ科の何かであろう、ヘメロカリス(Hemorocallis)なんじゃないの? という辺りまでは分かっていた。
イヤ、ホント。決して強がりではない。
植物に親しむには、そんな程度で良いのではないかと思う。
僕らは植物学者ではないのだから。
ノカンゾウの仲間には
ヤブカンゾウ Hemerocallis fulva
ニッコウキスゲ Hemerocallis middendorffii
ハマカンゾウ Hemerocallis littorea
など沢山あるのだが、それら全て Hemerocallis という同じ属なのだから似ているのもうなずけるわけである。
例えばノカンゾウとヤブカンゾウは本当に似ていて、花が咲くまでは区別がなかなかつかないのだという。
ノカンゾウは一重、ヤブカンゾウは八重の花だという違いだけである。
だからってわけではないが、そんな重箱の隅をつつくようなことをしないで、
あっ、ヘメロカリス見~っけ!!あはははっ!
というふうにしていたほうがハッピーだと思うのだがいかがだろうか?
ハッピー過ぎか。
4 件のコメント:
初めまして。
いつも楽しい御ブログを楽しませていただいております。
本当に重箱の隅をほじくるようにしていると、かえって何だかわからなくなります。
このお考えのようですと気が楽になり、お花も楽しめますね。
tonaさん
有難うございます。
やはり「楽しむ」ことが一番大切だと思います。
ほどほど、って感じで向き合っていると、色んなことが見えてくる気がします。
近所の親父にニッコウキスゲみたいなやつをもらったんですが、花は同じ仲間なんで一緒ですね。ウチのは7月に咲いたので、9月に咲くんでしたらこれもゲットしたい所ですな。ロードサイドに咲いているんでしょうかね。
思いっきりロードサイドです・・・ が、
取っちゃダメですよ。
もうちょっとしてから「こぼれ種」を採っては?
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