散歩をしていて道路わきの花壇にフト目がとまった。
幅わずか30センチ程度の細長い花壇に一年草が植わっていた。
張り紙によると、心ないヒト、もしくはイヌがこの花壇を荒らすらしい。
でも、この人は諦めずに、メゲずにまた新しく花を植えている。
ここに花を植える意図は何かと思いをめぐらせてみる。
①自分で楽しみたい
②この道を通る人たちに楽しんでもらいたい
③自分のセンスの良さ、花好きであることを知らせたい
④ただなんとなく
文面から想像すると、おそらく①か②だろうなぁ、と。
いや、むしろ②なのかなぁ。
「花壇荒らすなバカヤロウ!!」とアグレッシブに訴えるのではなく
ガンジーのような、と言えば大袈裟だけど器の大きな抵抗方法を選択している。
「もう花は植えても(また荒らされるので)無駄なのでしょうか」
という最後の一文に、怒りとも、諦めともいえぬやるせなさが漂っていて、切なくなってしまった。
ギターのひとつでもボロロンと爪弾きつつ歌えそうなカンジだ。
僕だったら・・・
ピラカンサ、カラタチなどトゲの鋭いやつを植えて、さりげなく「報復」作戦を展開するかな。
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