子供たちとの植物観察、夏休みスペシャルを水曜日に控え、日曜日に最終下見に出かけた。
最近の運動不足を反省し自転車で出かけたけど、折りしもの猛暑。
後半は結構キツかった。
下見は午前中に終えて、帰り道は道草をくいながらのんびりと帰った。
最近あまり出かけることもなくなってしまった下北沢、駒場あたりをウロウロしたりしてちょっと懐かしさに浸ってみた。
人生の大半をこのあたりで過ごしてきたわけで、本当に懐かしい。
一方で小田急線の高架あるいは地下化の推進の影響で駅周辺の様子が一変してしまい自分が愛した下北沢の姿はもはや存在しない。
「よその家」みたいな感じで、ちっとも親しみが持てない。
商店街だって、昔は下北沢というアイデンティティが感じられたものだけど、今はその辺の商店街となんら差がなくなってしまったように見えてとても残念。
まぁこれも時代の流れなんだろうからしょうがない。
暑かったけど足を伸ばして駒場公園にも行ってみた。
これはもともと前田公爵の家(洋館)があった場所で、今は目黒区の公園として開放されている知る人ぞ知る隠れ家的な公園だ。
わりとこの近所に住んでいたこともあってよく来たものだ。
さらにサラリーマンを辞めて植木屋さんで修行を始めた頃、樹木の名前を全く知らなかった。
あまりに知らなさ過ぎで、植木屋の親方に「木々に名札の付いている公園に行って勉強するのが良いぞ」というアドバイスを貰い、休みの日にはこの公園に出かけていって勉強したものだ。
そうそう、そんなこともあったなぁ。
あの頃は、恐ろしいほどにモノを知らなかったなぁ、などと色んな思い出が蘇ってきた。
ときどきそうやって初心に帰ることはとても大切だと思う。
この駒場公園は「むにゃむにゃ」と呟きながら樹木の名前を覚えようとした、そんな今の自分の原点なのかも・・・。
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