猛暑。
ちょっと怖いくらいに暑い。
相変わらず日差しの下にては日傘を愛用していて、それはそれなりに快適であります。
皆使えば良いのに。
さて植物たちは暑いからといって日傘をさすわけにもいかない。
彼らは根を張った場所でジッと風雪を耐え忍ぶだけだ。
これってかなりスゴイことだと思う。
さて昨日書いた、恐ろしい生命力の持ち主アカメガシワ。
そのアカメガシワが強力な太陽光の下でぐったりとうなだれているのを見かけた。
さすがのアカメガシワもこれは辛いのかな、と。
でもちょっと考えたら、「ひょっとして・・・」ということを思いついた。
アカメガシワの葉が下を向いて、一見すると萎びているように見えるのは、実は萎びているわけではないのではないか、と。
実は彼らは元気ピンピンなんだと思う。
彼らは強い太陽光を葉っぱ全面で受けるのはシンドイので、葉っぱの角度を変えて頭を垂れるかのようにすることで、太陽光の刺激を和らげようとしているのではないだろうか。
太陽光と葉っぱが90度の角度であれば、葉っぱ全面で太陽光を受け止めることになるけど、角度を変えれば、太陽光を「いなす」あるいは「受け流す」という感じになるのではないだろうか。
暑さで水分が足りなくなって萎びたとすれば、葉っぱは下を向くだけでなく、シワシワ状態に縮れたりするはずだけど、このアカメガシワは頭を垂れているだけで、葉っぱ自体はかなり瑞々しい。
そうやって考えると、彼らはその場を動けないなりに自然の力に立ち向かう術を知っているのではないかと感心させられる。
この着眼点はたぶん当たっていると思うな。
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