場所は所沢。
所沢市役所をたまたま通り抜けたときに、「!!」と気づいた。
市役所建物周辺の植え込みには木ではなくて竹が植えられていたのである。
しかも一種類だけではなく、数種類、名前プレートを付けられて。
ザッと見ただけでも、マダケ、トウチク、スズコナリヒラ、ホテイチク、クロチク、ハチク、キンメイモウソウチク、モウソウチク、ホウライチク、ナリヒラダケ、と10種類もあった。
時間を掛けてジックリと見て回ったらもっとあるかも。
ここで二つのことを思った。
①斬新だなぁ。
こういったいわゆる外溝部分の植栽は色んなパターンがあるだろうけど、竹一色でおしてくるというのは斬新だと思う。
また、竹について勉強したい人にはうってつけの教材だと思う。
実際に異なる竹を間近に見て比較もできる。
植物園に行かずして、こんなことが出来る場所はそうそうあるもんではない。
②冒険してるなぁ。
竹というのには2種類あって、割とおとなしくて管理が楽なもの、そして手に付けられないくらいに暴れるもの。
暴れるというのは、地下茎がバンバン伸びていって家屋や塀などに損害を与えるようなものをいう。
いったんこういうのがはびこると駆除は難しい。
なので、植栽案を作った人(会社)は、そのあたりを慎重に選んだはずだ。
一歩間違えば大怪我をするという意味で、冒険しているなぁ、と。
竹の醸し出す優しさや、涼しさなんかもあって雰囲気は良い。
もし所沢市役所に立ち寄る用事があったらば、是非植栽も見てみて欲しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿