冬の森、もしくは林。
落葉樹はすっかり葉を落とし、落ち葉の絨毯となる。
彩りはまったく無いけど、そこには秋~冬の美しさがあると思う。
空を見上げれば、梢も枝だけになり、青く澄んだ空に伸びている。
気温は低く寒いながらも、どこかピリリとした緊張感があって良いよね。
加えて人がほとんどいないので、静かなことこのうえない。
鳥がときおりさえずり、風が枝をこする。
・・・うーん、悪くない。
確かに彩りはないのだけど、それでも昨日、一昨日とご紹介したような実がなっている。
ツルウメモドキ、ニシキギ、さらにはムラサキシキブなど、色のついた実も目を凝らせば見えてくる。
上を見上げてみると、木の枝の先にも何か実がついている。
これはクマシデ Carpinus japonica かなにかだろうか。
茶色いホップのような実がぶら下がっているのが見えた。
こうやって歩いてみると、冬ということで殺風景であるように思える森も実は見所がたくさんある豊かな森であることが分かる。
2013年も残り僅か。
2014年の豊富に「山をもっと歩く」ことも付け加えようと思っている。
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