昨晩、無事に帰国いたしました。
約20時間飛行機に揺られ、さすがに疲れなかったかと言えばそれはウソ。
でも我ながらビックリするほど元気です。
今朝も朝6時からパソコンに向かい、たまったメールの処理やら何やらでモリモリと働きました。
朝7:30に近所からウォ~ンッという大きな音が鳴り響き何事か、と。
習性からか、それがチェーンソーの音であるとスグに分かりました。
しばらくするとメリメリっという音の後、ドス~ンという木の倒れる音が。
ここで信じがたいことが2点。
まず早朝7:30からチェーンソーを都会の住宅地で使うとは、常識ではありえないこと。
音のする機械類はせめて10時のお茶の後というのが普通ではないかと。
さらにチェーンソーの音が木が倒れるまで一度も途切れなかったこと。
これは大きな木を小分けにせずに一度に根元から切り倒したことを暗に示していると思われます。
現場から僕の部屋までかなり距離があるにもかかわらず、メリメリ、ドス~ンという音が聞こえたことからもそれが分かります。
なんていう乱暴な仕事なのだ。
どういう人がやっているのか、とても気になって散歩がてら見に行ってみたところスグにその理由が分かった。
現場は戸建住宅の解体現場で、4人が外国人、監督らしき若者だけが日本人といった編成だった。
チェーンソーを扱っていた男性はアゼルバイジャン、もしくはグルジアあたりの出身といった風体。
ヘルメットも耳栓も何もせずにひたすら木を切り刻んでいた。
こういうのはイカンよねー。
この逆に安全について異常なほどにウルサイ英国から戻って24時間も経っていない僕はスグに日本の現実に引き戻されたという訳。
結構な洗礼だった。
さて約一か月にわたる英国の旅は本当に実り多く有意義なものでありました。
1週間、10日では味わえない深いところまで達することができたと思い悔いはありません。
一方で一か月も仕事上は穴を開けてしまった訳で、関係者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。
この一か月を何倍にもしてお返ししたいと思っております。
イギリスで車のハンドルを握ると、田舎の曲がりくねった道がとても楽しい。
イギリスらしいなだらかな田園地帯が広がり、土というか草の香りが漂う。
こういう風景を見ていると、ビートルズの「the long and winding road」もしくはシェリルクロウ「everyday is a winding road」が頭をよぎる。
人生もまたwinding roadだものなぁ。
今回の旅でwinding roadのひとつを曲がってみた。
曲がった先にまたちがった景色が見える・・・・と思う。
2 件のコメント:
先生、お帰りなさいませ。
無事のご帰国何よりです(^_^)
英国滞在中の記事を、とても楽しく拝見させていただいていました。
スバラシキ英国園芸のススメ(←間違いないかな、汗)をバックボーンに読ませて戴くと、いっそう味わい深く感じました。
有難うございます。
まさに「スバラシキ英国園芸ノススメ」の再生版といった一か月でした。
スバラシキ・・・も今日更新しました。
そこに出てくる、ビル、スコット、アンとも久しぶりに再会しました。
皆、お父さん、お母さんになっていました。
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