最近の英国の天気の良さはいったいどうしたのでしょうか。
こちらに到着した6月の最終週あたりは、まだパッとしない天気で気温も低めだったのですが。
最近では日中の気温も30度近いですし、夜もムシムシする気がします。
とはいっても日本の蒸し暑さに比べればなんてことはなく、快適なはずなのですが・・・
暑さは、木に登ったときにテキメンです。
ただでさえ一気に体温が上がって汗が噴き出してくるのに、この暑さでは。
我々は定められたチェーンソー用のズボンをはいていなくてはなりません。
これは万が一チェーンソーの刃があたっても足に怪我をしないような特殊な作りになっているのですが、これが暑いのなんの。
まぁ、この程度で暑いなどといっていては日本の皆様に申し訳ないのでやめておきます。
こちらの人はこちらで生まれてこちらの気候に慣れているためか、冬でもティーシャツ一枚だったりして、基本的に寒さに耐性があるようです。
その逆で暑さには滅法弱い感じで、「暑い、暑い、死ぬ~」などと言っています。
それは植物たちに言えることで、イギリスで見かける植物をそのまま東京で育ててもうまく育たないということがママあることからも分かります。
まぁ基本的な耐寒性の話は別として、現在の英国は気温が高いだけではなく雨がまったく降っていません。
もうカラッカラといったところで、芝は茶色に枯れ、樹木などでもへたってきているものが増えてきました。
キューガーデンではなるべく水遣りを控えて「厳しめ」に育てることを旨としていますが、それでも行き過ぎた乾燥対策に、最近は水遣りに各部署が奔走しています。
水遣りといっても、表面を濡らしただけではお話にならず、根に届かなくては意味がありません。
そのためには「長く細く」水を遣ること。
スプリンクラーを設置して一晩放っておき、翌日またスプリンクラーの場所を動かすといった具合。
このくらいしないと巨木の根が吸い上げる水においつかないわけです。
短期限定で来ている僕としては晴天続きは有難いことですが、こちらの生活者としては結構大変なレベルにまで乾いています。
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